「セカンドコンタクト」の版間の差分

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大気圏の封鎖解除、および通商を求め、巨大な人型の宇宙戦艦([[:カテゴリ:G兵器|G兵器]])を引き連れて、
大気圏の封鎖解除、および通商を求め、巨大な人型の宇宙戦艦([[:カテゴリ:G兵器|G兵器]])を引き連れて、


突如として[http://wiki.octagon888.com/index.php/%E5%9B%BD%E9%80%A3%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%BB%8D 国連宇宙軍]本部のあるタイ・バンコク上空に姿を現した。
突如として[http://wiki.octagon888.com/index.php/%E5%9B%BD%E9%80%A3%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%BB%8D 国連宇宙軍]本部のあるタイ・バンコク上空に姿を現した。[[File:Ananta Samakhom Thailand.jpg|thumb|地球|代替文=]]





2023年5月27日 (土) 10:29時点における版

セカンドコンタクトとは2150年に地球で発生した人類二度目の地球外知的生命体との遭遇。

概要

2100年に月で起こったファーストコンタクトでは

第一地球外知的生命体(バラゴメス帝国)との悲劇的な衝突となり、月紛争(第一次バラゴメス戦争)が発生。

一方で大気圏の封鎖による宇宙旅行の制限や情報規制により、地球内地では以前と変わらない平穏な生活があった。

しかし、それから半世紀後である2150年に今度は第二地球外知的生命体であるアースデリア帝国

大気圏の封鎖解除、および通商を求め、巨大な人型の宇宙戦艦(G兵器)を引き連れて、

突如として国連宇宙軍本部のあるタイ・バンコク上空に姿を現した。

地球


この事件により、国連宇宙軍が隠し通してきた宇宙人と宇宙戦争の存在が

衆目に晒される事となり、世界中がパニックに陥り、人類の社会・文化に大きな影響を与えた。

アースデリアの宇宙戦艦は黒い巨人やノストラダムスの大予言から「恐怖の大王」と人々から呼ばれた。

国連宇宙軍はバラゴメスの兵器にタイタンギガントのコードネームを与えたようにギリシャ神話からテュポンと命名した。


ファーストコンタクトから間もない2104年に既にアースデリアは火星を侵略しているが、

地球人類は火星開拓に着手したばかりであり、早々にファボスに撤退し、

被害も最小限に抑えられ、大規模な紛争に発展しなかった。

その後、国連宇宙軍は「マーズ・ストライク計画」という火星反攻計画を作成し、

マーズファクトリーを設立し、宇宙兵器の開発を行っていたが、

アースデリアが追加的な軍事行動を取らなかった事や

バラゴメスとの月紛争が継戦中であったこともあり、火星反攻は時期尚早として実行には移されなかった。


黒い巨人はこれまで国連宇宙軍が月で対峙してきたタイタンやギガントを遥かに超越した未知の宇宙兵器であり、

これに対抗する事は事実上不可能だった。

交渉の間、黒い巨人はタイ上空の軌道衛星上に留まり、主砲は宇宙軍本部(アナンタサマーコム宮殿)に狙いを定めた。

数週間にわたり、成層圏に不気味に浮かぶ黒い巨人の姿は地球人類を畏怖させた。

国連宇宙軍は当然の来訪に混乱し、1年の回答猶予を求めたが、

これは国連加盟国やローマ教皇庁などの意見をまとめるための時間稼ぎであり、

バラゴメスとアースデリア、それぞれと二面戦を行う事は不可能でありアースデリアの要求を飲むことは避けられなかった。

ローマ教皇庁は地球に混乱を引き起こすとして大気圏封鎖の解除を拒否したが、

二度目の交渉でアースデリアは宇宙港の開港と引き換えに火星自治区の提供を約束してきたので

国連加盟国の合意を待たず、大気圏の封鎖の解除を決定した。

セカンドコンタクトによって国連宇宙軍の権威は大きく失墜し、

国連宇宙軍を解体し、新たな地球統一政府を打ち立てるという動きがこれを起点として始まった。

アースデリア星系とバラゴメス星系の覇権争い

当時の銀河情勢はアースデリア星系バラゴメス星系が銀河の覇権争いを行っており、

ホマ星系(太陽系)でも進出競争が行われていた。

アースデリアはバラゴメスが木星へ到達すると土星に進出し、

地球の喉元に当たる月にバラゴメスの手が伸びた時には後を追うように火星に進出した。

アースデリアはバラゴメスと地球人のファーストコンタクトを観察しており、

これを反面教師として武力による直接的な衝突を避ける方法を模索しており、

地球人類の文明を遥かに上回る巨人兵器による脅しというムチと火星自治区というアメを持って表面上は友好的に振舞った。