地球大乱

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地球大乱(ホマ大乱)とはノアの箱舟(宇宙船)がコーカサスのアララト山に墜落した事件から始まる中近東の国家乱立と箱舟をめぐって争われた諸戦争の総称。

概要

地球大乱はビスマーク帝国の歴史書の記述によるもので、

箱舟の墜落以前、地球人類は原始的共同体を築いていたが、

先端技術の塊である箱舟の到来により、知識の差から階級や争いが生まれ、やがて国家を建設するようになった。

こうして生まれた国家は箱舟の所有を巡り国家同士の戦争に発展する。

古代エジプトのクレオパトラの即位をもって一連の争いは収束したとされる。


墜落した箱舟はまずシュメール人によってバビロンに運ばれ、

ニムロド王の指示で宇宙船を囲むように軌道エレベーターとしてバベルの塔が建設されたが、

完成間近でビスマーク帝国によって破壊された。

その後に箱舟の所有を巡って各地で争いが起こった。

アレキサンドロス帝国がオリエントを統一し、アレキサンドロス大王が箱舟を獲得して地球王を名乗った事で落ち着いたが、

わずか一代で帝国が崩壊し内乱の末、プトレマイオス朝エジプトが箱舟を引き継いだ。

その後は地球の代表者の証として時の大国により所有が移動する事になる。