地球大乱

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地球大乱(ホマ大乱)とはビスマーク帝国の歴史書の記述に登場する

ノアの箱舟(宇宙船)がコーカサスのアララト山に墜落した事件から始まる中近東の国家乱立と箱舟をめぐって争われた諸戦争の総称。

概要

箱舟の墜落以前、地球人類は原始的共同体を築いていたが、

先端技術の塊である箱舟の到来により、知識の差から階級や争いが生まれ、やがて国家を建設するようになった。

墜落した箱舟はまずシュメール人によってバビロンに運ばれ、

箱舟に詰め込まれた技術はメソポタミア文明を生み出し、

史上初の国家としてウルクなどの都市国家群が生まれ、やがて古代バビロニアが建国された。


当初はニムロド王の指示で宇宙船を囲むように月に繋がる軌道エレベーターとしてバベルの塔が建設されたが、

完成間近でビスマーク帝国によって破壊された。

その後、箱舟の所有を巡って各地で争いが起こった。

そのピークはソドムとゴモラであった。

巨人兵器ゴーレムや核兵器の攻撃により、ソドムとゴモラの両都市は消失した。

この争いにより、人類は人造人間と核兵器の技術を封印し、箱舟の技術流出が抑制されることになる。


アレキサンドロス帝国がオリエントを統一し、

アレキサンドロス大王が箱舟を獲得して地球王を名乗った事で一連の争いは落ち着いたが、

わずか一代で帝国が崩壊し内乱の末、プトレマイオス朝エジプトが箱舟を引き継いだ。

即位したクレオパトラは箱舟とその美貌で共和制ローマをも取り込もうとしたが、

アクティウムの海戦に敗れ、自害し王国が崩壊。ローマ帝国がその地位を奪った。

その後は地球の代表者の証として時の大国により所有される事になる。