自由アメリカ

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自由アメリカとは第三次世界大戦中のアメリカの市民軍。反乱軍。

概要

第三次世界大戦は当初からアメリカ国内で大きな議論があった。

反戦運動は&color(#FF0000){過去最大}のものとなった。

アメリカは過去二度の世界大戦では本土の直接的被害を受けなかったが

核ミサイルがある今次では被害は免れないとみられた。

また、メギドで開戦の火蓋が切られたことから

キリスト教原理主義団体が中心に反戦運動を主導した。


市民は核シェルターを作るなどして対応したが

本土戦になれば自ら武装しなければならないとして

有志により民兵組織が多数作られた。


最初民兵は合衆国に忠誠を誓っていたが

戦局が連合国に不利になっていくと次第に政府に疑念を抱くようになる。

特に衛星兵器のシドニー照射によって反政府運動は過去最大の規模にまで発展した。

これに対し政府は言論弾圧と銃規制を持って対抗したため

アメリカ全国の民兵組織が結集し「自由アメリカ」を結成。

合衆国打倒を目指してアメリカ内戦が始まった。


自由アメリカはサウスカロライナ州、ミシシッピ州、フロリダ州、アラバマ州、

ジョージア州、ルイジアナ州、テキサス州などの南部州を中心に拡大し、

後にこの南部州が合衆国を脱退し、アメリカ連合国を建国宣言したため、「南軍」と呼ばれ、

星条旗を捨てて、南北戦争時のレベル・フラッグを掲げた。

自由アメリカ軍は一時フロリダ半島南端にまで追い詰められたが、

南北同盟軍のバミューダ諸島上陸を助けてフロリダ半島上陸を手引きした。

同盟軍のフロリダ上陸後は巻き返しを図り、同盟軍と共にワシントンDCに向けて北上を開始、

カナダのハリファックスに上陸したEU軍フランス部隊の南進も始まり、コロンビア特別区を包囲した。

アメリカ連合国

  1. image(アメリカ分割.jpg,500)

大西洋戦争で自由アメリカは積極的に南北同盟に協力したため

アメリカ連合国アメリカにおける唯一の中央政権として認められ、

戦後、北米再開発団の間接的統治という形式ながら

アラスカやハワイなどの飛び地や海外領土属領を除き米本土では一定の政治権を維持したが、

西海岸3州のみが日本の直接統治となり、本土分断により国境を接する西部では様々な問題が起きた。

カナダを統治するEUの東北エリア、メキシコ東部を統治するAUの東南エリアなど

州レベルでの占領軍の内政干渉は行われていたが、

自由アメリカ(連合軍)と共に戦った南北同盟とは違い、

第二次太平洋戦争極東同盟とは共同作戦が行われる事はなかった。

また西部ではアメリカ内戦の影響が少なく、旧合衆国勢力の影響が色濃く残っていたため、

西海岸3州(ワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州)に接する

ネバダ州、アイダホ州、ユタ州、コロラド州、アリゾナ州、ニューメキシコ州における

極東同盟(および旧合衆国)のアメリカ連合国国内への影響力は

西部開拓をもじって東部開拓とも呼ばれ、連合国とは特殊な緊張関係にあり、

「南北戦争が終わり東西戦争が起こる」とも言われた。(イエローゾーン)


一方で大陸中央に位置するネブラスカ州、サウスダコタ州、ノースダコタ州、

モンタナ州、ワイオミング州、カンザス州はどの占領軍の影響下にも置かれなかったことで、

「誇りあるアメリカ」と呼ばれたが、

奇しくもこのエリアはインディアンが独立宣言したラコタ共和国に属するエリアだった。

日本の施政下にあった3州ではインディアン優遇政策を推し進め

これらの地域への関心を示した。

国際世論の批判もあり、カナダやメキシコから占領軍が引き上げるタイミングで

西海岸3州もアメリカ連合国に返還されたが、ハワイ州は独立して日本の保護国となった。


ロシアはアラスカ州を統治したが、EUによるカナダ全域占領に難色を示したため、

アラスカ州に接するブリティッシュコロンビア州と

ユーコン準州の2州を非武装地域として共同管理する事となった。

後にロシアは傀儡政権であるアラスカ共和国を建国しロシア連邦に編入したが、

非武装地帯の設置はアラスカ併合におけるEU介入のけん制であったとされる。

ブリティッシュコロンビア州に属するバンクーバー島

日本(島嶼連合)とイギリス亡命政権の間で結ばれたバンクーバー条約に基づいて

イギリス王室領として自治権が与えられたが、その背景にはロシアの北米進出が挙げられる。