ターン計画

ターン計画とは地球連合による宇宙移民者の地球帰還事業計画、並びにコロニーレーザー開発計画である。

概要

第三次世界大戦からの地球復興を掲げ、大々的な宇宙移民者の地球帰還を呼びかけた。

その背景には宇宙資源を十分に確保するために新規コロニー開発を中断させる事、

月独立戦争のように再び宇宙移民による反乱を起こさせないことにあった。

地球連合は住民が退去したコロニーを

コロニーレーザーとしてビーム兵器（B兵器）に改修する計画であり、

地球人類のコントロールに加え、地球防衛体制を強化させるという一石二鳥の計画だった。

しかし、世間がムーン・ショックで混乱する中、

月に続いてコロニーでも大規模な立ち退きを進めるという事で、

コロニー移住者から大きな反発があり、コロニー同盟の結成、その後の火星独立戦争へと突き進むことになる。

地球連合は外太陽系、あるいはホマリ星などの太陽系外の宇宙開発よりも

地球防衛に注力すべきであるという立場であり、月・セレス交換条約の締結もあり、

地球防衛計画第一号として衛星軌道上にあるコロニーを有効活用して「地球を守る砲台（灯台）」にする計画が進められた。