フランコ・ルナ

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フランコ・ルナは月で活躍した政治家、軍人、思想家。

月植民地政府第三代首長。月共和国初代大統領。

宇宙の歌姫と呼ばれたイサベル・ルナは娘、火星の政治家ホセ・ルナは実弟。

概要

ルナ家は月移民第一号のスペイン系移民であった。

2119年にオルドリン市で生まれ、

月紛争時代はF-120MUムーンファイターを駆って中佐として月植民政府軍の指揮を執った。

かつての戦友たちが地球に帰還し、イベリア志士同盟の創立メンバーとなる中、

フランコは月に残り、その後も植民地の自治権拡大を主張。

植民地政府の第三代首長に就任した。

首長就任後も地球政府との関係を重視していたが、

月紛争が膠着し、地球政府からの支援が滞り始める 植民地内で独立派と統一派の対立が表面化していった。

2159年、フランコは独立派に担ぎ上げられ、月共和国大統領として月独立戦争で反乱軍を指導した。


地球政府はフランコを「月の独裁者」と呼んだ。

数的不利な月共和国であったが、地球内に志士同盟、地球外ではアースデリアと内通するなど多角的な外交によって政治力を発揮した。

第三次世界大戦が勃発すると同盟軍を支援して国連軍の衛星破壊に活躍するなど

宇宙時代初期の動乱を戦い抜いたが終戦の年2069年に50歳で死去。

新体制である地球連合下での月自治政府の誕生を待たず月共和国の歴史とともにこの世を去った。

この突然の死は政敵であり、統一派のザイル家による毒殺であり、地球連合政府の陰謀との噂が根強い。


国民の支持率は高く、その後も宇宙移民者にとって月の英雄として語り継がれている。

弟であるホセ・ルナも火星独立戦争において

自身の掲げる宇宙貴族主義の正統性を示すために兄であるフランコのイメージを最大限利用した。