南北同盟
南北同盟(英語:South and North Alliance/EU-AU Alliance)とはEU(ヨーロッパ連合)とAU(アフリカ連合)の同盟。
環太平洋連合の別名「環状同盟」(Annular Alliance)に対して縦断同盟(Longitudinal Alliance)とも
参加国
- EU(ヨーロッパ連合
- スペイン
- AU(アフリカ連合)
- 南アフリカ
概要
EUとAUは共に異星人排斥派であり、共に異星人戦争を経験していたが
EUはAU国内の人権問題を問題視し西サハラ問題で対立しており、
AUは第一次ヨーロッパ戦争では環太平洋連合と協力してEUを攻撃していた。
旧宗主国と旧植民地、南北経済格差問題など欧阿関係には多くの問題があった。
しかし、オーストラリアの志士ウィリアム・ヒルが南アフリカ共和国に亡命し
AU内部でEUとの同盟工作(マダガスカル密談)を行うとEUと和睦する流れに変わっていく。
AU議長のバージル・ウェストモーランドとEU全権シスコ・ベイ=ローレルが
まさにヨーロッパとアフリカ中間であるジブラルタルで会談し地中海安全保障条約(MST)が結ばれた。(ジブラルタル会談)
共に異星人との戦争を経験しつつも犬猿の仲だったEUとAUに働きがけ、
強力な打倒宇宙軍、アメリカ勢力が実現した。
南北同盟の結成によって連合国との境界は地中海から大西洋へと移動。
欧阿連合である南北同盟は環太平洋連合に匹敵する巨大な勢力となった。
北米連合と大西洋をはさんでにらみ合う形となり大西洋戦争で正面衝突する事になる。
南北同盟は第三次世界大戦で連合国と決戦し勝利したことにより地球連合の中心となり新秩序を構築する。
背景
南北同盟の背景にはイギリスの弱体化がある。
アメリカと同盟関係にあったイギリスは、
アメリカから距離を置くヨーロッパから孤立していた。
また旧植民地である南アフリカ共和国などのアフリカ諸国は
AU結成の関係上、イギリスとの関係は弱まっていた。
この流れによりオーストラリア、ニュージーランド(ANZAC)も
環太平洋連合に加盟する中で共和制に移行した。
次々とイギリス離れが起こり、
大英帝国の流れを汲む英連邦(コモンウェルス)は崩壊の危機を迎えていた。
2163年にEUは第二次レコンキスタを開始、
ヨーロッパから逆十字軍を追い出し勝利する。(第二次ヨーロッパ戦争)
これにより、イギリス旧植民地各国は正式に英連邦から離脱し、コモンウェルスは崩壊した。
ANZACは環太平洋連合も脱退した。
カトリック教徒が多い南米諸国連合にも飛び火して、連合脱退の連鎖が起こった。
旧英連邦でアメリカに協力的だったのはイギリス本国と同じアメリカ大陸のカナダの二カ国だけだった。
赤…環太平洋連合 青…南北同盟+同盟国 緑…中立国(濃い緑…宇宙軍進駐国)