アフリカ戦争

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アフリカ戦争とは2174年にアフリカ大陸各地で行われた地球連合バージル・ウェストモーランド将軍率いる反乱軍との戦争。

参戦国

地球連合

反乱軍

概要

2171年に地球連合に召集され、星軍大将に就任したウェストモーランド将軍は

2173年のホマリ開国論争がきっかけで政界から引退し、

故郷の南アフリカに戻りAU大学を設立し、後任の指導にあたっていたが、

連合内部でEUによるAUの締め出し工作があり、旧軍、学生の不満が将軍の元に集まっていた。

国連宇宙軍という共通の敵が無くなって南北同盟も過去のものとなり、EU閥とAU閥の対立が過熱していた。

特に北米再開発に至っては連合北米再開発団がEUの直接統治するカナダ、モントリオールに設立され、

アメリカ連合国は事実上、EUの傀儡化となっていた。

連合国のルーツである南部州はAUの勢力下であり、現地人の中央政府への不信感が高まっていた。

AUは北米占領にあたりメキシコ東部にAU軍を駐留させていたが、

地球連合は各国軍隊を統合する目的で、

突如として北米からの全外国軍隊(旧軍)、警察の解散を命じ、新たに保安軍を常駐させると発表する。

AUは北米再開発のために多くの移民団を派遣しており、

移民を狙ったテロも発生していたため危険な北米に市民を置いて軍や警察を引き上げる事に異論が起こった。

ヨーロッパとアフリカ、

そしてアメリカの大西洋三角問題は過去の三角貿易(奴隷貿易)の再来であると語られた。



一方、宇宙では第三次世界大戦で同盟国に参加し衛星兵器の破壊などで活躍した月共和国

戦後の国際組織である地球連合において常任理事国の地位を与えられなかった事に不満を持つ者もあり、

星軍大将であった将軍もこの点を重視しており、

さらには月・セレス交換条約で月自体を丸ごと異星人に明け渡すという地球連合の決断に強い不満を抱いた。

こうしたムーン・ショックにおける民衆の不満を背景に

「宇宙時代の新しい政治」をスローガンにアフリカから地球連合に反旗を翻した。

アフリカ各地での旧軍の決起

将軍のおひざ元であった南アフリカだけでなく、

AU本部のあるエチオピアやエジプト、ナジェリア、またスペインなどでも旧軍や学生の地球連合施設襲撃が発生した。

AU首脳部は旧軍の反乱を抑えるためにヨーロッパから宇宙軍(星軍)の派遣を要請。

アフリカ大陸各地で新軍と旧軍の激しい戦いが行われた。